登録制度
自動車は、
車検を受け、登録しなければ
運行してはいけません。
登録制度の役割
登録制度は次の様な役割があります。
- 所有権の確定:不動産でいう登記みたいな役割
- 自動車の流通・保有・利用の実態把握:盗難やリコールの対策
自動車登録の種類
- 新規登録(新車新規・中古新規)
- 変更登録(所有者の氏名や住所を変更したとき)
- 移転登録(売買などで所有者が変更になったとき)
- 永久抹消登録(滅失・解体などの場合)
- 輸出抹消登録
- 一時抹消登録(一時使用中止)
- 更正登録(間違いを修正する登録)
の7種類があります。
実際に多いのは、
- 変更登録
- 移転登録
でしょう。
申請書と添付書類
変更登録の場合
- 申請書
- 手数料納付書
- 住民票や戸籍抄本
(住所変更・氏名変更など、
変更した内容によって異なります。
内容を証明する書類が必要です。) - 車検証
- 車庫証明(住所変更の場合)
- 委任状
移転登録の場合
- 申請書
- 手数料納付書
- 譲渡証明書印鑑証明書
(新・旧所有者) - 委任状
(新・旧所有者) - 車検証
- 車庫証明
登録の流れ
申請書・手数料納付書の入手と記入
まず、
申請書と手数料納付書を入手します。
これは各陸運支局に置いてあります。
受付のおばさんおねぇさんに言って、お金を払えば、
印紙を貼って渡してくれます。
これらをもらったら、記入します。
金額は次のとおりです。これらに20円の申請用紙代がかかります。
- 新規登録:700円
- 移転登録:500円
- 変更登録:350円
- 一時抹消登録:350円
書き方がわからなくても
記入例が、机や壁などいろんなところに貼ってあります。
ここで書き間違いの無いように注意しましょう。
車検証に間違ったまま記載されてしまいます。
このときに、旧所有者の住所と名前をどこかにメモしておくと良いでしょう。
後で必要になります。
ちなみに私は、事前に車検証をコピーしておきます。
カウンターに提出
記入した用紙と添付書類をカウンターに提出します。
係の人が不備が無いか確認して、番号札をくれたりします。
少し待つと、新しい車検証が貰えます。
税申告
自動車には、
- 自動車重量税(国税)
- 自動車取得税(都道府県税)
- 自動車税(都道府県税)
の3つの税金があります。
ここで、
自動車の納税者が変わったことを報告し、自動車取得税を支払います。
自動車取得税は、取得価格が50万円を超える場合にのみ支払います。
このときに、申請用紙に旧所有者の住所を記入します。
この時は、既に新しい車検証しか手元に無いので、メモしておかないと記入できません。
ナンバーの受領
新しくナンバープレートをもらい、車に取付けます。
最後に、係の人に言って封印をしてもらいます。
個人売買の際には、是非行政書士にご相談下さい!
個人売買の方が色々な経費が掛かっていない分、
お店で買うより安価に自動車を購入することができます。
しかし、購入後にトラブルになることもあります。
行政書士は、
自動車の登録代行だけでなく、
契約書の作成や、内容証明郵便の作成も行います。
これらの手続を包括的に依頼するのも、後のトラブルを防ぐために有効といえます。
費用について
- 移転登録:2万円+実費
- 変更登録:2万円+実費
- 一時抹消登録:1万円+実費
ご相談・お申込について
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